薬と栄養





はーい、これ覚えてー
何っておれからのプレゼントだよ。
印刷して赤シート、これでOK−

試験にでるかもなー

まず、薬の体内動態ってのは@吸収、A分布、B代謝、C排泄の順だ。

栄養・食物・成分

医薬品

作用

グレープフルーツ

血圧降下薬カルシウム拮抗薬

ナリンジンが薬物の代謝を抑制

薬物の血中濃度が増加

→効果が強く出る

納豆、ブロッコリー、クロレラ

ワーファリン血液凝固阻害剤

ワーファリンビタミンKが拮抗

作用減弱

ビタミンA、ビタミンE

ワーファリンの効果が増強

セイヨウオトギリソウ

(セントジョーンズワート)

:ハーブの一種

HIV剤(インジナビル)、免疫抑制薬(シクロスポリン)、強心薬(ジゴキシン)、血液凝固阻害剤(ワーファリン)、気管支拡張薬(テオフィリン

効果を減弱させる

お茶コーヒー

鉄剤

タンニン鉄の吸収を妨げる

牛乳

テトラサイクリン系抗菌薬、

ニューキノロン系抗菌薬、鉄剤

カルシウムが消化管での吸収

阻害する

アルコール

血液降下薬(トルブタミド)、インスリン、

抗けいれん薬(フェニトイン)、ワーファリン

薬効が増強

 

※常習的な飲酒は肝薬物代謝酵素を

誘導するため薬効が減弱

チーズ・ワインなど

抗結核薬(イソニアシド

チラミン含有食品はイソニアシドにより、チラミン代謝が阻害→体内チラミン濃度が上昇→頭痛、腰痛、血圧上昇

高脂肪食

グリセオフルビン(抗菌薬:カビ)、エトレチナート(角化症薬)

脂溶性のため、吸収が増大

→薬剤の血中濃度上昇

たばこ

テオフィリン(気管支拡張薬)、アセトアミノフェン(解熱鎮痛薬)

薬の代謝を促進させ、血中濃度を低下→作用が減弱